通変星～食神・傷官について～

四柱推命占いで通変星があります。

四柱推命占いの通変星とは命式にある日干（自分自身を表す場所）にある星を中心に年柱・月柱・日柱・時柱それぞれの八字が、どのような関係性ができるかを表したものになります。

その通変星は「比肩・劫財・食神・傷官・正財・偏財・正官・偏官・正印・偏印」の10種類があります。それらの星はいずれも「自立の星」「表現の星」「経済の星」「出世の星」「知性の星」といった大きなグループに分類されます。

この10種類ある通変星。それぞれの星が命式中にある人もいれば、命式中に星がない人もいます。あるいは通変星の数が少ない星の数もあれば、多く星の数があるなど人によって通変星のバランスが異なります。

そのため通変星は命式中の組み合わせ、星の数などによって人の特徴が変わったり、運勢が強まったり、反対に運勢が弱まったりします。

「食神」
食神は衣食住に恵まれる星です。人生の中で食べること、着ること、住むことなど生活する上で困ることがない性質があります。地道な努力は苦手ですが、楽しいこと、おもしろいこと、遊ぶことが大好きで楽観的に物事を取り組みます。

食神の星は人情溢れ、社交性があり多芸・多趣味で、子供のように遊び心が旺盛なので他人から憎まれるよりかは愛されキャラとして周りから助けてもらえる人気者になることが多いでしょうね。

「傷官」
傷官は鋭い感性の星です。聡明で直感が冴えているので物事を迅速に理解したり対処できたりする能力の性質があります。また美意識が高く作家、音楽、美術などの芸術分野にも関心があり優れた表現力の美的センスの才能を発揮することができます。

傷官の星は少し毒舌で繊細な性質はありますが独創的で人目を惹いて華やかに活躍しながら成果を成し遂げることができるでしょう。

これらの通変星の特徴を活かしながら運をマネジメントし成功・幸福のチャンスを掴み最高の人生にしたいですね。

他の通変星に関しては、また他の開運コラムでご紹介いたしますね。